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→こうした質問にお答えします。
どんなによい品質や機能の商品でも、お客さんに知られなければ、売上を伸ばすことはできません。
まずは、販売計画についてシミュレーションしてみることが大切です。
目次
1.顧客ニーズの把握と商品開発
どんなに自分で良いと思う商品であっても、お客さまが求めているものとズレがあることも見受けられます。
まずは、お客さまが誰なのか?をつきつめて考えてみましょう。
お客さま像をイメージするには、周囲の人に商品アイディアについて聞いてみたり、アンケートなどをとってみるのも有効です。
そうして、その商品を求めているお客さま像をはっきりさせましょう。
少しずつ試作品を改良しながら、お客さまが求めている商品を作ることが、売上を伸ばすための第一歩ですね。
2.販売価格の仮設定
商品イメージができたら、販売価格を仮に決定します。
このときの価格は、競合製品と同じ、あるいは少し優位性を加味して設定しましょう。
3.販売数量の予測
販売数量の予測は、商圏内の人口や、消費動向調査、競合企業を考慮した売上シェアなどに基づいて考えるのが一般的です。
商圏人口を調べるには、総務省の「政府統計の総合窓口」が利用できます。
4.売上高・粗利益の推測
製造原価や仕入原価を考慮して、粗利益額を想定します。
5.設備投資計画・人員計画・資金計画など
推測した売上高・販売数量に応じて、工場・事務所などの不動産、製造・販売設備など設備投資の規模を把握します。
それに伴う人員計画・資金計画も合わせて作る必要があります。
この段階で利益が出ないのであれば、販売数量を増加させる対策や、粗利益額を増加させる対策を検討するために「2.販売価格の仮設定」に戻ります。
6.実施場所、社員確保のメド、資金調達先の検討
すでに拠点がある場合は別ですが、創業の場合は事業を行う場所の目安をつける必要があります。
また、事業推進を誰が行うのか?採用が必要な場合の社員確保のメドをつけておくと、成功する可能性が高まります。
この段階で、必要資金量もある程度明確になるので、資金調達方法を検討して、調達先に事前に相談しておくとよいでしょう。
7.資金調達先の確保、設備の発注、社員の募集
資金調達の見通しが得られたあとに、設備の発注、社員の募集などを行い、実施体制を整えます。
完成したら、効果的なPRイベントを行なったり、マスコミに周知する方法をとって、うまく販路開拓できるといいですね。

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