なにかデメリットはないの?
→そんな疑問にお答えします。
・固定資産税のカード払いの方法がわかる。
・固定資産税のほかにカード払いできる税金がわかる。
目次
1.固定資産税をカード払いするとき「必ず最初」に確認すること
固定資産税のクレジットカード払いは、自治体によってできるところとできないところがあります。
まずはじめに、納税先の自治体がクレジットカード払いに対応しているかどうかを確認してください。
1−1.自治体のホームページで確認
納税先の自治体のホームページで、クレジットカード支払いの対応状況を案内しています。
検索サイトで「自治体名 固定資産税 クレジットカード」などのキーワードで検索し、必ずご確認ください。

1−2.Yahoo!公金支払いで確認
●Yahoo!公金支払いにアクセスします。

●納税先の自治体を選択します。

納税先の自治体と、対象となる税目が出てきたら、クレジットカードでの支払いが可能です。

2.固定資産税をカードで支払うメリット・デメリット
2−1.メリット
・窓口に行かず24時間いつでも納付できる
・分割払い、リボ払いにも対応できる
・ポイントが使える
税金は、ある程度まとまった金額を納付することが多いと思います。
クレジットカードの最大の利点は、ポイントを貯めることができることです。
ただし、税金をクレジットカードで納付するには、一定の手数料がかかります。
クレジットカードのポイント還元率と、納付手数料を比べた場合には、ポイント還元率の方が高くなるケースがほとんどだと思いますが、シミュレーションをすることでより確実に、メリット額を試算することができます。
Yahoo!公金払いでは、このように手数料をシミュレーションできます。

またYahoo!公金払いでは、「Tポイント」を利用して税金の支払いをすることができます。
2−2.デメリット
・領収証が発行されない
・納税証明書の発行に時間がかかる
クレジットカード納付の際には、所定の手数料がかかりますが、ポイント還元率と比べた時に節税になることの方が多いでしょう。
ただ、カード払いの際は領収証が発行されません。
また、納税証明書を発行するのにも決済後、数週間を要する場合があります。
2−3.その他の注意点
・継続払いにならない
これまで銀行引き落とし等で自動振替を行っていた場合は、納税方法の切り替えが必要になります。
またカード払いは1回限りのもので、次回以降も都度カード決済を行う必要があります。
3.固定資産税のカード払いの方法
「Yahoo!公金支払い」での支払い方法を説明します。「納税通知書」を手元に準備した上で、はじめましょう。
3−1.Yahoo!公金支払いにアクセス

3−2.固定資産税を選択
対象となる税目を選択します。

3−3.地域・自治体を選択
納税する自治体を選択します。

3−4.自治体ごとのページに移動
ここからは、各自治体ごとのページになります。

3−5.情報入力
「年度」「納税通知書番号」「納期番号」「確認番号」など、必要な情報を入力します。

3−6.支払い
クレジットカード番号を入力して、決済完了です。

これで終了です。支払い完了のページは、印刷して保管しておきましょう。
4.カード払いできる他の税金
固定資産税のほかにも、クレジットカード払いできる税金には、次のようなものがあります。
4−1.国税
- 申告所得税及復興特別所得税
- 消費税及地方消費税
- 法人税
- 法人税(連結納税)
- 地方法人税
- 地方法人税(連結納税)
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税及復興特別所得税(告知分)
- 源泉所得税(告知分)
- 申告所得税
- 復興特別法人税
- 復興特別法人税(連結納税)
- 消費税
- 酒税
- たばこ税
- たばこ税及たばこ特別税
- 石油税
- 石油石炭税
- 電源開発促進税
- 揮発油税及地方道路税
- 揮発油税及地方揮発油税
- 航空機燃料税
- 登録免許税(告知分)
- 自動車重量税(告知分)
- 印紙税
- 国際観光旅客税
- 国際観光旅客税(告知分)
4−2.地方税
- 自動車税
- 軽自動車税(連結納税)
- 固定資産税
- 住民税
- 個人事業税
- 不動産取得税
- 法人市民税
- 事業所税
- 市たばこ税
まとめ
まとまった大きな金額が多い固定資産税など税金の支払いは、クレジットカードを活用することで大幅にポイント還元することができます。
またクレジットカード会社によっては、納付に合わせて一時的にショッピング枠を拡大してくれるところもあります。
いま一度、ご自身のクレジットカードについても還元率などを見直してみましょう。
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